トレード歴1年半の私が学んだ事。トレーダーに大切なPDCA。
こんにちは、ザ・Beefです。
この記事は自分の為に書きました。
今回、1年半のトレード生活で学んだことを整理してみました。世の中には本当にたくさんのトレード手法が有るのでどこから勉強を始めたらいいのか分からないままトレードの勉強を始めると思います。気が付けば色んな手法を手当たり次第試して、いろんなインジにも詳しくなって知識はどんどん身に付きます。しかし多くの人は結果がなかなか出ません。勉強をすれば必ずしも勝てる様になる世界ではないのです。ツイッターを始めて沢山のトレーダーの言葉を聞いているとトレードで勝つのに必要なのはシンプルな手法(Myルール)、メンタル、資産管理、この3つが特に大事だという事が分かりました。何事も実際に勝ってる人の言葉に耳を傾けるのが一番大事の近道だと思います。しかしトレードの世界は嘘の情報だらけなので騙されない様にしなければいけません。沢山の人の意見を聞くことが騙されない鍵だと思います。
私の場合はトレードを始めてすぐに大きな損失を被りロット管理の重要性に気が付きました。1万円を100万円に出来なければ、10万円を1000万円には出来ないという事に気が付き。今まで大きな損をせずに生き残ってます。トレーダーに必要な資質、トレードを学ぶ為の戦略、どのようにトレードと向き合い、成長して行くべきなのかわかる範囲でまとめてみました。
PLAN(戦略)
トレードの目的
・トレード始めたばかりの人はお金を簡単に稼げると思ったかも知れないが、全然そんなことはない事に気が付く。かけた時間に対して必ずお金を貰える保証もない。初めはやればやるほどお金が無くなる。そしてトレードすることに意外と時間が取られる。勉強するのも時間がかかる。努力が必ず報われる保証もない。私はトレードを始めて失う物の方が多い事に気が付いた。
・トレードでお金を稼げるようになる魅力は副業で簡単に始められて、コンピューター1台あれば稼ぐことが出来るし、普通にサラリーマンやっていたら絶対手にすることのできない大金を手にすることが可能だからだ。そういう意味ではブログやプログラミングなど他にも稼げることはいくらでもあるので、そういう選択肢があっても良いと思う。実際にネットでお金を稼いでる人は沢山いる。ではなぜトレードを続けるのか?
・私はトレードを続けてトレードが上手くなりたいという欲求に気づいた。これまでにトレードにかけた時間を無駄にしたくない。そしてトレードが上手くないのは自分をコントロールする仕組みが出来てないからという事に気が付いた。トレーダーとしての技術や考え方をを身に着ければ、自分の人生を大きく成長させてくれる事だと気が付いた。
メンタル
・トレードにおけるメンタルの重要性は、長い間相場で生き残ってるトレーダーさん達が共通して言われている事です。
・トレードにおけるマイルールとはエントリ、利確、損切についての条件をあらかじめ決めておくことです。
・トレーダーは自分自身を良く知っておく必要が有ります。せっかく作ったMyルールであってもそれが守られなければ意味が有りません。ロットを管理しルールを守ってコツコツと一か月間かけて積み上げてきた利益でさえも、想定外の損失が出たときに、損失を取り戻そうとしてすべてを失ってしまう事はよくある事なのです。
・人はどんな時にルールを破ってしまうのか知る必要が有ります。それをとても分かりやすく説明してくれるのがプロスペクト理論です。※ネットで調べればいくらでも出てくる情報なのでここでは説明はしません。
・Myルールを破らないために必要なのは、メンタルに無駄な負荷をかけない資金管理とトレードルールを作る事です。ルールを守るのに意志力に頼らない仕組み作りが大事です。
・一方で普段の生活から意志力を鍛える事も大事だと思います。甘いものを食べないと決めてるのにそのルールをいつも破ってしまうのならトレードも上手くいかないでしょう。
・トレードは感情を挟まずに作業になることが望ましい。感情をトレードに持ち込んではいけない。
・ポジションを持った時、損切、利確の位置を変えない最高の方法はチャートを閉じて忘れる事です。
・あなたは既婚者だとします、目の前にものすごいタイプの女性が股を開いて貴方を誘っていますあなたはその時、理性の有る決断を出来るでしょうか?あらかじめルールを作って対策を練っておかなければ貴方は過ちを犯すでしょう。つまりルールを破ってしまいそうな最悪の状況を想定する事が必要です。もし十連敗した時、あなたの資金はどれだけ減っていて、あなたの精神状態はどんな感じだろうか?
・トレードの上手い人の特徴はサイコパスのような人間だと言われてます。どうすればそのようになれるのでしょうか?答えは瞑想です科学的根拠が有ります。ちょっと怪しい話に聞こえますが、個人的に瞑想はとても効果が有ると思います。
・感情はコントロールする事よりも、コントロールされない様にする事。
・雰囲気を感じることはトレードに置いてとても大事な事だけど、エントリーの根拠にしない。雰囲気で判断し始めたら何もかも有りになってしまう事だと肝に銘じる。
・勝つことよりも大きく負けない事。
・日頃からルールを守ることを徹底しよう。扉を開いたら閉じて、物を使ったらしまい、物事を始めたら終わらせる。ルールを守ることが出来なければ、前もって決めた損切、利確ポイントをずらしてズルする事につながる。
・疲れてる時はトレードしない。人は脳が疲れていると決断を先延ばしにする。損切りできない。思考停止状態になってMyルールを簡単に破ってトレードしてしまう。
・勝率の低い手法はメンタルに予想以上の負担がかかるので6割以上とする。
資産管理
・トレードの損益はパーセントで考える事。
・トレードにおいて一番大事なのは資産管理(ロット)。
・最悪を想定してロットを管理する。(勝率60%の手法で8連敗など)
・1回のトレードの損失(損切)を2%以内に抑える。証拠金が100万だったら2万円以内に抑える事。(仮に勝率60%の手法で8連敗しても16万円の損失)さらに一日の損失上限を設けることも必須、私は6%(6万円)としている。
・稼ぎすぎてしまったときその日のトレードを辞めるのも資産管理。
・手法(期待値を決めて勝率を求める)に対して資産管理(ロット)を考える。
・小難しい資産管理もあるみたいだが、私はこれだけ。
重要な統計
・トレードの世界で勝ち続けることが出来てる人の割合は1割未満だと言われている。つまり9割が負けている。この数字はものすごく大事だと思うので肝に銘じる。
・9割の普通の人はチャートを見て、サポートとレジスタンスに線を引っ張り、成行注文を良く使い、よくあるインジケーターを使いトレードする。1割の人間は全く違う所を見ていて、全く違ったことをしている、もしくは同じものを見ているが違ったことをしている。
・トレードを長くやってるとトレードの勝ち方は何百通りも有ることを知る。優位性を作りやすい分野をリストしてみようと思う:
→プログラムを自由に書ける事は大きな優位性となる。殆どの人が書けないからだ。
→板読みを極める。殆ど人はチャートしか見てない。
→インジケーターを複合的に使う。
→インジケーターを自作する。
→Tradingviewを使う。
→価格帯出来高分析を極める。
→歩み値をグラフ化する。
→同じ条件でコツコツトレードする。普通の人は退屈に耐えられない。
→トレードは勉強しないといけないことが多いし、不要な情報の取捨選択も必要なので、何年もトレードと勉強を続けることで優位性を作れることも事実。普通は大きく負けて退場してしまう。
手法について
・まず初心者が学ぶであろうトレードの基礎を学ぶ(ライントレード、ろうそく足、ダウ理論など)をきっちり学ぶ事、それが出来ると初心者達を狩る動きが分かるようになる。
・色んな手法に手をだして自分に合うのを見つけることも大事だが、最終的には一つを極めた人が強い。多くの人は一つを極められないからだ。
・手法とはエントリー条件、利確条件、損切り条件をルール化する事、そしてその手法にあう資金管理をすること。損小利大になる様に資金管理をする。
・しかし勝率の低い手法はメンタルに予想以上の負担がかかるので6割以上とする。もしくはボットの様にシステム化するか、IFDOCOなどを上手く利用する事でメンタルの負担は減らせるが、それでもストレスをゼロには出来ない。
マイルール
・1手法に対してエントリー条件、損切り条件、利確条件を考え期待値を決めた上で資産管理(ロット管理をする)をする。
・ポジションの履歴を取る:
→エントリー価格
→損切り価格
→利確価格
→実際のエグジット価格
→エントリー理由
→エグジット理由
・イナゴはやらない。
・ドテンは基本やらない。
・ナンピンは基本やらない。
・以下の負けパターンやってしまったら、トレードはお休み:
→ポジポジ病:あらゆるルールを守れなくなった状態。
→イナゴ:ブレイクに飛び乗ってしまうこと。
→脳死ポジション:利確損切りを決めずに何となくポジションを持つこと
→ファンダメンタルトレード:上がるとか下がるとかのニュースをきいてトレードしてしまうこと。損切りラインを明確に出来ない。反対に大きく動く可能性もある。
→ミラトレ:海外のすごいインフルエンサーがポジショントークして暫くして反対に強く動くというのを何度も見ている。大きく動いた後を取ると決める事で回避する。
→その他のルール破り
・マイルールをブラッシュアップしよう。
・トレードを始める時の儀式をルーチン化する:
→全時間足に目を通してチャートに線を引く。
→録画の準備をする。
→トレードの目的を確認する。
→ながらトレードをしない。
→エントリーしたら画面を見ない。
情報収集
・トレードするならTwitterは必須。トレード専用のTwitterアカウントを作る。トレード以外の事はあまりつぶやかない。
・#bitFlyer評価損益 などのタグを見ると他のトレーダーさん達の損益が見れて刺激になるかも。損益を見てトレードを分析する事も出来る様になります。
・トレード歴一年半でいろんな有料情報に手を出してきて自信もって言える事はトレードに必要な情報は全て無料で手に入ります。
・うまく情報を纏めてるだけのNoteは価値がないと思ってる。有料Noteよりも為になる無料Noteが多く存在するのでそういうのを探すことをおすすめ。
・稀に為になる有料Noteもある。
・人がおすすめしてるからと言う理由だけでNoteを購入しない方が良い。友達、自作自演の可能性もあり。
・Discordは招待制の無料サロンの様なものだが、ツイッターよりももっとトレードに特化した情報交換が出来るので自分に合ったDiscordを見つける事をお勧め。
・本当に有益な情報は、自分だけのものにしたいから拡散したくない人間の心理も理解しておこう。本当にいい情報はどっかに埋もれている場合が多い。
・私がトレードを学んだ情報源を以下にリストしておこう:
▼ツイッター ※初めは沢山フォローする事で色んな人の意見が聞ける。
▼ブログ、サイト ※トレードの基本はサイトで学べます。
▼Tradingview ※無料でも十分使える
▼Discord ※無料のサロンみたいな感じ
▼Youtube動画 ※
▼教本 ※サンチャゴ氏、ぶせな氏がおすすめ
▼Note ※無料のNoteに素晴らしいものが埋まってる
教えることで学ぶ
・学んだことをブログにまとめる事で頭が整理される。
・雰囲気トレードを辞めるのに効果的なのが自分のトレードに対する姿勢、手法、メンタル、資産管理など、勉強方法などを書き出して客観的に見つめる事。
ルーチン
・多くのプロフェッショナルアスリートが試合の前にルーチンを持つように、自分がトレードを開始するときにルーチンを習慣づけると、毎回同じようなコンディションでトレードを行うことが出来る。
・習慣化はどの分野でも一番の武器になる。
チャート分析
・tradingviewはチャートに文字、線など書き込めるのでお勧め。毎日のトレード日記をつける事。
・自分が見つけたパターンはスクリーンショットを取って何回も分析できるようにしよう。
相場に対して敬意を払う
・相場に自分の都合を押し付けてないか?:以下のような発言していたら要注意。
・絶対という言葉を使い始めたら要注意。
・絶対と言ってる人にも要注意。
・売られすぎだから絶対一度反発するだろう。
・絶対このサポートは割らないだろう。
・この相場簡単過ぎる。
・ビットコイン買うなら今しかないよ。
・上がるか下がるか当てても威張らない。
・予想屋になるな、波乗りになれ!
プログラミングのススメ
・トレードしていて以下の疑問が頭に浮かんだことはないだろうか?:
▼別の時間のロウソク足を同時に見たい。
▼板をもっと見やすく出来ないだろうか?
▼特殊注文をもっと簡単に出来ないか?
▼歩値はどうやって見ればよいのだろう?
▼インジケーターをもっと見やすく出来ないだろうか?
プログラムを書けない人は不便に思ったとしても改善できるとは考えない、プログラマーならこういう疑問が浮かんだらプログラム書けないかな?と考える。
■裁量トレードしながら、以下のプログラムを書けるようになることを目標とする:
▼注文補助ツール作成
▼データ分析ツール作成
▼インジケーター作成
DO(トレード)
・PDCAのDOで大事なことはCHECK(分析)で検証するためのデータをちゃんと残すことです。
・検証するためにはデータが必要です。以下にCHECK(分析)フェーズで検証したいデータを列挙します:
▼トレード履歴
▼トレード日記
▼学んだことを記事にしてまとめる
▼データの分析ツールを作る
▼トレードの学びを記事にする
▼ツイッタ裏垢でトレードの学びを全てツイートする
▼ツイッター本垢で有益な情報にいいねする
▼興味があること、疑問に思ったこと、何となく感じたことをつぶやく。
CHECK(検証)
・DOフェーズで蓄積したデータを検証する。
・負けパターンを分析する(感情トリガーなど)
・トレードの記事を読み返す。
・ツイッターを使った行動分析:
・トレードPDCAを見直す。
・1日のドーパミン消費量のログを取る。プライベートアカウントでつぶやく。
いいねツイートを見直す。界隈でどんなことが話題になったか?
→自分のツイートを読み返す。どんな事に興味を持ったか?
→トレードの本当に知りたい事が、トレーダー達が会話してる中にポロリと出てくる場合が良くあるので見逃さない様に。
ACTION(改善)
・負けパターンの解決策を考える。
・自分の書いた記事を書き直す。
・私生活の無駄を改善する。
・興味を持ったこと、疑問に思ったことはそのままにしない。
例:
・プログラミングいいなと思ったら、プログラミングを始める。
・板よみって何だよって思ったら、ちゃんと調べる。