【海外ドラマ】全米熱狂のマフィア・ファミリードラマ「ザ・ソプラノズ」で英語そしてアメリカの文化を学ぼう!
こんにちは、ザ・Beefです。
今回、紹介する海外ドラマは「ザ・ソプラノズ」。テレビ版「ゴッドファーザー」と称されるこのドラマは、全米テレビ界のアカデミー賞と称されるエミー賞やゴールデングローブ賞を毎回の様に受賞する常連作品。全米最大のエンタメ、レビューサイトIMDBのテレビ部門で歴代13位の究極のマフィア・ファミリ・ドラマです!
◎あらすじ
ニュージャージー州を拠点とするイタリア系アメリカ人のマフィア、トニー・ソプラノを中心に家庭生活と犯罪組織のリーダーとしての役割のバランスを取ろうとするときの直面する困難を描いている。ある日、原因不明の失神で倒れた彼は精神科医にカウンセリングを受ける事になる。このストーリーはトニーの家族、マフィアの同僚、精神科医の間で展開される。
◎セリフのおさらい
・ザ・Beefが、オモシロイと思ったセリフを独断で抜き出し説明するコーナー。
◎sfogliatell(スフォリアテッレ)
マツコの知らない世界でも紹介された「スフォリアテッラ」。これはイタリア・ナポリ地方の名物の焼き菓子。パイの中にはリコッタチーズ、カスタードクリームが入っています。
◎“My uncle adds to my general stress level.”
・私の叔父は私の普段のストレスレベルを上げてる。
「general」には一般的、全般的などの意味があるが、ここでは普段という意味が一番しっくり来る。
◎“Don't buy anything big. We overindulge him, okay?”
・あまり豪華なモノは買うなよ。私達は彼を甘やかしすぎるから。
「big」を大きなものを訳してしまわないように気をつけよう。 文章の前後を考慮すれば想像できると思う。
「overindulge 」甘やかす
◎“Hey! Oh! Artie, how's your rash? It's itchy.”
・アーティー、発疹はどうだい? かゆいよ。
「rash」とは発疹の事。アメリカは麻薬社会なので、一般的に薬物に対する知識が日本人よりもずっとある。上の会話は薬物の副作用による発疹の事を話してる可能性がある。
◎“You know what it means for arthur, one of these old mutts gets wet in here? Yeah.
It'll ruin his business.”
・アーサーにとって、ここに居る年老いたmuttsの中の誰かが死ぬことが何を意味するか分かるか? 彼のビジネスを台無しにしてしまうんだよ。
「mutts 」混血の人
「gets wet」殺される。(血で濡れるから。)
◎“When i was young, he told my girl cousins i would never be a varsity athlete, and frankly, that was a tremendous blow to my self- esteem.”
・彼は私が高校の代表チームに選ばれないことを私の従兄弟の女の子に言った事が有る。正直、私の自尊心を大きく傷つけた。
「varsity」高校や大学の代表チーム
「blow」失望
◎(Do you) Know who i just ran into?
・誰と偶然会ったか分かる?
「ran into」偶然会う
◎“I expect to see you tonight at anthony junior's birthday party with your baked ziti.”
・今晩、アンソニーjrの誕生日パーティーに一緒に大麻クッキー持ってくるの楽しみにしてるよ。
「ziti」大麻のジョイントの呼称
「baked ziti」ベイクしたジョイントなので、大麻クッキーの事
◎You may run north jersey, but you don't run your uncle junior.
・お前は北ニュージャージー州を動かしてるかもしれないけど、お前の叔父を動かすことは出来ないぞ。
◎“Can we focus more on your immediate family?”
・直近の家族のことをもっと考えてくれない?
「immediate family」と「expanded family」の定義:
◎My wife and my daughter were not getting along.
・私の妻と私の娘は上手く言ってなかった。
「getting along」《関係が》上手くいく
◎“You snuck out!”
・あなた抜け出そうとして!
「snuck out」抜け出す
◎“Nowadays, everybody's gotta go to shrinks and counselors and go on sally jesse raphael and talk about their problems.”
最近は皆、何かあるとサリー・ジェス・ラファエルみたいなカウンセラーのところに行って、彼らの問題を話さないといけない。
「shrink」セラピスト
「sally jesse raphael」アメリカのトークショーのホスト
◎“my mother wore him down to a little nub.
・おふくろの尻に敷かれて小さくなった。
「wore him down 」すり減らす
「nub」小さなコブ
◎“He was a squeaking little gerbil when he died.”
・彼が死んだとき、彼は(骨が)軋むような小さなネズミでした。
「gerbil 」げっ歯類
◎“Quite a formidable maternal presence.”
・かなり手ごわい母親の存在感。
◎“Your uncle's had a hard on his whole life.”
・あなたのおじは一生苦労しました。
「hard on」つらく当たる
◎“First against your father, his younger brother, 'cause he was a made man before him, and now you.”
・最初に貴方の父、そして彼の弟、なぜなら彼らは彼より先に成功してたから。そして次にお前がいた。
「made man」成功した人、マフィアの一員
◎So, sure, he can't stomach your telling him what to do.
だから彼はお前に指図されることに我慢ならなかった
「stomach」我慢する
◎The man is driven, in toto, by his insecurities.
・彼の動機は女のあそこを追っかける事、不安から逃れることぐらいだ
◎“He either has his company start payin' out phoney claims to fake clinics we set up or he pays hesh the 250 grand he owes him-- which we know he cannot do-- or it's a rainy night in Lyndhurst.”
・俺たちがセットアップした偽クリニックの架空請求を彼の会社に支払わせるか、2500万そっくり俺たちに返すか決めさせればいい。そんなお金ないのは分かってるけど。もしくは“リンドハーストの雨だ”
「リンドハーストの雨」:映画のタイトルみたいな名前をつけてるだけで、本当にこういう映画はない。リンドハーストとは彼らの住んでる場所の名前で、そこで雨が降ることはつまり死を意味している。